パンの名前は「クランベリー・クルミ・ホワイトチョコのドイツパン」です。
ライ麦が60%入ったドイツパンで、もともとは食事用ですが、それにフルーツとホワイトチョコを練り込みました。
作り方のポイントは、まずはサワー種の培養をしっかりと行うことです。自家培養でも構いませんが、最近は粉末などで一晩寝かせれば使えるようなものもあり、そちらのほうが始め易いと思います。種がきっちりと出来ていれば、後は混ぜるだけなので、そこまで難しくはありません。また、クランベリーやクルミは水に浸しておいて、パンの水分を奪わないようにしてください。もともとドイツパンはしっとりとしていることが特徴なので、それを活かせるようにします。
素材のポイントですが、明治「味わい＜ホワイト＞」を使いました。かなり味が濃厚で、たくさん入れなくてもホワイトチョコ感が出ます。また、焼成後も焼き残りがあり、焦げすぎたりせずにちょうどよい美味しさも楽しめます。
今回はドイツパンを作りました。少しハードルが高いかもしれませんが、需要も必ずあるパンです。私も好きなのですが、あまり売ってはいません。若い方がどんどん作ってくれればと思います。ぜひ作ってみてください。